小糸道路その2工事(株式会社岡部) 過積載防止対策

本工事では荷重判定装置『ロードライト』を使用して過積載防止対策を行っています。

いままでの現場では、ダンプの荷台すり切れいっぱいまで土砂を積込み、近所の荷重計のある業者さんへ行き、重量を量る。そこから土の比重を求め、じゃあバックホウで1杯は何kgだから何杯積めるね。となります。

最近はよく「じゃあこの確認のために運んでいる間に過積載だったらどうするの?」とか「比重の分からないものに対してどうやって重量を確認して現場から出したの?」と言われます。

ロードライトは、バックホウのシリンダーにかかる負荷を圧力センサーで計測し、そこからバケツの中の物体の重量をはかる技術です。

ここに540kgのおもりがあります。これをバケツですくって、

ロードライト発動!!はい、540キロー。と怪しいぐらい簡単に計測できます。

じゃあこれが現場の土砂なら、

大型車両の背面には各々最大積載量が表示されているので、それを目安に

ロードライト発動!!

イーチ、ニー、サーン、シー、ゴー。

もう1杯入れるとオーバーと言った所でしょうか(本技術なら、あと1000kgとか微調整も可能です)

そして積み荷の高さに【積載量ここまで】マグネットを設置。2週目からはこれを目安に積込みを行います。

ちなみになかなか重量の分かりづらい木の根っこも

この根っこがだいたい300kg。なら26個ぐらいなら積んでも大丈夫ってな感じで過積載防止対策に取り組んでいます。(26個も積めないし、26個も現場にないですけど)

富山県 総合建設業 株式会社岡部