立山砂防 土石流対策

6月11日、北陸でも梅雨入りが発表され、立山砂防でも11日午後から大雨となり作業を早々に中止し山を下りました。

12日、現場には1~3mはありそうな巨石がいくつも転がっており土石流と一緒に流れてきていました。

 

 

 

 

 

 

立山砂防工事では、いつでも土石流が発生する危険性があります。

そこで、各業者が協力して土石流センサーを設置しています。当現場より上流2km~4kmにかけて9カ所の土石流センサーが設置されています。その信号を現場で受信し直ちに避難できる体制をとっています。また、雨量についても警戒、中止基準を設けてサイレンが鳴るようにしています。

 

警報装置(サイレンや回転灯設置)

 

 

 

 

 

 

岡部の現場では無人化施工機械が避難するのに時間を要します。警報が鳴るのを天気予報や雨雲レーダー等で常に予測し、警報が鳴ってから避難ではなく鳴る前に避難を行うよう心掛けています。

富山県 総合建設業 株式会社 岡部