プラント
社会資本整備に不可欠な
生コンクリートを
安定して供給。
岡部のプラントでは、社会資本整備に不可欠な基礎資材である生コンクリートを製造しています。山地から得られる水や土砂の恵みによる付加価値の高い高品質な生コンを製造し、ほぼ100%公共工事に納入しています。
【岡部の生コンの特徴】
岡部生コンの練り混ぜ水は、山地の地下水を使用しており、年間を通して12~13℃で推移しています。このことにより、夏期の生コンの練り上がり温度の低温化を実現しています。(夏場の同時期に打設した生コン温度で、他工場に比較し2℃~5℃低い実績があります)
生コン打設温度が低いことで、ひび割れ発生確率を低減する結果となり、ひび割れ抑止には有効です。
この温度差は高炉セメントと中庸熱セメント使用コンクリートの硬化時の最高温度差にほぼ匹敵し、ひび割れの発生を検討する上では重要な要素です。
【岡部の工場設備と品質管理】
岡部のプラントは○適マーク承認工場として、全国生コンクリート品質管理監査会議の策定した全国共通の「全国統一品質管理監査基準」「レディーミクストコンクリート全国統一品質管理監査チェックリスト」に合格しています。
また、各工程において有資格者を配置し、品質管理、安全管理、公害防止管理を徹底しています。
工場設備概要
生コンJIS認証番号 | IC0408006 | |
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全国統一基準の品質管理基準 | 合格(○適マーク認証) | |
加盟組合 | 富山県生コンクリート工業組合 (砺波支部) |
|
主要設備 | コンクリートミキサ | 混練容量 1.5m3/バッチ |
貯蔵ビン | 貯蔵容量 50m3 | |
計量装置 | 6素子ロードセル式 | |
制御機器類 | コンピュータ制御方式 | |
骨材ヤード | コルゲートサイロ 600m3 | |
セメントサイロ | 250t | |
ベルトコンベヤ | 搬送能力 180t/h 6基 | |
車両 | アジテータートラック 10t車 | 4台 |
アジテータートラック 4t車 | 1台 | |
試験設備 | 試験室 | 177mm2 |
コンクリート圧縮試験機 | 1台 | |
コンクリート曲げ試験機 | 1台 | |
フレッシュコンクリート試験器具(各種) | 3セット | |
ミキサー練混ぜ性能試験器具 | 1式 | |
骨材試験器具(各種) | 1式 | |
ブリージング試験器具 | 1式 | |
試験練り試験器具 | 1式 | |
恒温養生水槽 | 3.5m2 | |
資格者 | 品質管理責任者(QMR) | 4名 |
コンクリート主任技士 | 1名 | |
コンクリート技士 | 3名 | |
公害防止管理者(水質) | 1名 | |
公害防止管理者(粉塵) | 1名 | |
特定化学物質作業主任者 | 2名 | |
化学物質管理者 | 1名 | |
保護具着用管理責任者 | 1名 |
○適マーク承認工場とは
レディーミクストコンクリートの品質管理の透明性及び公正性を確保し、品質保証体制の確立を更に図るため、通産省(現在、経済産業省)、建設省(現在、国土交通省)等の指導を得て、第三者機関として、産・官・学の体制からなる全国生コンクリート品質管理監査会議(以下、全国会議という)を発足させ、1997年から全国共通の「全国統一品質管理監査基準」「レディーミクストコンクリート全国統一品質管理監査チェックリスト」に基づき、地区会議によるレディーミクストコンクリート工場立入り監査が開始されている。
国土交通省の土木共通仕様書、建築工事監理指針、土木学会のコンクリート標準示方書、各都道府県の土木工事共通仕様書などで「全国品質管理監査会議の策定した統一監査基準に基づく監査に合格した工場等(○適マーク承認工場)から選定すること」などと明記されている。